■鋼打つ音力強く、日本刀打ち初め/田舎館村
田舎館村の刀匠・中畑貢さん(号は國廣)が2日、自宅鍛冶場で日本刀の打ち初めを行い、妻のユキ子さんと二男の房雄さんとともに名刀作りに向けて「カーン、カーン」と力強い音を響かせた。
炉に火が入れられ、約1100度にまで熱せられた玉鋼(たまはがね)が取り出されていよいよ打ち初め。大づちを振り上げては「カーン、カーン」という音を響かせ玉鋼を打ち、同時に火花が散る。厳かな空気が漂う中で何度も焼いてはたたく作業が続けられた。
完成した作品は今年9月に青森港へ寄港するアメリカ船籍の豪華客船で展示する予定だという。
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